かかりつけ手帳|2012年から、患者さんとご家族のために。
診察で聞いたこと、検査の結果、これからの治療方針を、患者さんご本人がいつでも振り返れるようにしたい。ご本人が希望される場合には、ご家族にも治療の経過を理解していただきたい。
そうした思いから、当院は2012年に「かかりつけ手帳」の取り組みを始めました。制度の変更に合わせて始めたものではなく、長く通院される患者さんにとって必要だと考えたことが出発点です。
診察時の情報や日々の記録を一冊にまとめ、患者さんがご自身の健康について考え、必要な場面で医療者に伝えるための手助けとなることを目指しています。
どのような方にお渡ししている手帳ですか?
生活習慣病などの慢性疾患で、長期的な治療計画に沿った診療が必要な方に、無料でお渡ししています。配布対象については診察時にご確認ください。
かかりつけ手帳の3つの役割
1.治療の見通しを共有する
現在治療している病気について、年間の検査予定や長期的な治療計画を整理します。患者さんご本人が、治療の目的や今後の予定を確認するために活用できます。
2.診察の内容を振り返る
検査結果や診察後の連絡事項、血圧の記録などを一冊にまとめます。「先生から何に注意するように言われたか」を後から確認しやすくします。
3.必要なときに医療情報を伝える
夜間・休日などに当院以外の医療機関を受診するときも、手帳を持参することで、これまでの治療経過を伝える手助けになります。緊急時には手帳だけに頼らず、受診先の指示に従ってください。
ご家族との情報共有も
ご本人が希望される場合には、ご家族と一緒に手帳を見ながら治療の経過や方針を確認できます。ご本人の意思を尊重し、同意なくご家族に医療情報を提供するものではありません。
手帳に綴じている主な内容
手帳は長期間活用できるバインダー形式です。掲載する内容は診療の状況に応じて異なる場合があります。
- 氏名・生年月日、基礎疾患、アレルギー、緊急連絡先などの基本情報
- 当院の診療時間・休診日・受付方法のご案内
- 検査などの予定を月ごとに整理した年間治療計画書
- 生活習慣病の療養計画書(該当する方)
- 当院で実施した検査の結果
- 診察内容などを記載する連絡事項
- 診察時やご自宅で測定した血圧の記録
- 夜間・休日に対応可能な医療機関の案内や、当院からのお知らせ
こんな場面で役立ててください
診察の前後に:検査結果や医師からの説明を振り返るときに。
ご家族と:ご本人が希望されたときに、これまでの経過や今後の方針を一緒に確認するときに。
ほかの医療機関で:夜間・休日などに受診する際、治療経過を伝える補助資料として。
手帳には個人の医療情報が含まれます。保管や持ち運びの際は、紛失や第三者への不用意な開示にご注意ください。
